【利下げとは】誰でもわかる簡単説明

2019年8月1日 10年ぶりの利下げって何?

金利の話で難しいように聞こえるかもしれませんが、利下げに関して私なりに簡単にお伝えさせていただきます!

体の「栄養」を経済の「お金」に例えるとわかりやすい!

体を例で例えると、栄養が少ないと活発に動けないですし、逆に栄養過多になると生活習慣病など病気になりやすい体質になります。最適なバランスのためには栄養源である「食事」の管理が必要です。
経済においても同様の事が起こります。金利の調整をすると「お金」の流れが変わります。「利下げ」とは栄養(お金)が足りない時に、もっとお金を流しましょうね。という時に行う政策の事です。

「利下げ」もう一段深堀り解説

世の中不況になると「消費が落ち込む➡企業売り上げ下る➡給料減る」という事が続けて起きてしまうのを「デフレスパイラル」と言います。
私たちが思うお金って「銀行」にあるイメージありませんか?
企業も個人も「銀行」からお金の貸し借りをしています。現在だと微々たるものですが「利息」ってつきますよね。
じつは「銀行も日銀からお金の貸し借りをしています。」だから銀行が日銀にお金を預けていると「利息」がもらえるのですが、日銀が「利下げ」をすると銀行も日銀に預けているより、企業や個人に課した方が儲かるので、世の中のお金の流通量が多くなる。という事です。

日本は日銀、アメリカはFRBです。FRBの開く決定機関がFOMCであり、
今回「FMOMCが10年半ぶりに利下げした。」というのは、表面的には「より経済を活性化させたい。」という事で利下げを行うわけです。

「ナゼ 今 利下げ?」米国は景気悪い?

決して現在の米経済は数値から見ると悪くないように見えます。
ドナルド・トランプ米大統領は「利下げしろ!」
FRBパウエル理事長は「過剰な利下げはしたくない!」
という立場をとられていると思いますが、今回利下げに関しては、
次期大統領選に向けてとか、国外対応の為とか色々な事が言われていますが、正直私はわかりません。

今までの話を踏まえて単純に考えるともっとお金を流せばみんな潤うじゃん。
「利下げ」しまくれば良いのでは、とおもうかもしれませんが、利下げするとインフレの懸念がでてしまうのです。

「インフレ」とは

デフレは先ほどお伝えしたと思いますので、その逆がインフレです。
「利下げ」をもう一度整理して考えると
利下げ=株高=通貨安
(利息が低い国より、高い所に行きますよね。)
お金の量が増えてしまうとインフレ懸念がでてしまいます。
同じ通貨なのに価値がかわるんですよ。

分かりやすくカードゲームで例えると
「レアカード」数少ない=価値高い。「並みのカード」は量が多い=価値安。となります。

お金でそんな事起こるわけないじゃんという事が実際に起こるんですね。
実際に起こると国が破綻します。それだけ「お金の影響力」というのは強いんです。
通貨価値下がると物価上昇となりそのことを「ハイパーインフレ」といいます。
通過の価値=国の価値ということになりますので、お金って重要なんですよねぇ。

という事で「利下げ」ってなんとなく分かりましたか?
投資をしている物からすると結構な大事なのです。
利下げ後、今後の値動きに関してはこちらの記事でご紹介しておりますので、読んでいただけると嬉しいです!

という事で若干表現違う所もあると思いますが、んな感じでご理解いただけたでしょうか?
ではまた何か難しい話がでたらご説明させていただきます!
ばいちゃ!

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